ノーリフティングケア活動について
2024.07.27
次郎丸の里では腰痛予防とご家族様の負担軽減を図る目的で、ノーリフティングケア(抱えない介助)
を介護職員やケアを行われるご家族皆様に広める活動を行っています。
今回はショートステイのご利用をされている方が可能な限り住み慣れた自宅で生活できるよう
次郎丸の里のショートステイをご利用されている方のご自宅を訪問し
ご家族様、利用者様双方への負担が少ない介助方法を実践してきました。
ベット上の移動は皮膚のズレによる創傷や褥瘡発生の危険が高い為、除圧グローブという
滑りやすいグローブを使用し、利用者様とマットレスの間に滑り込ませて、摩擦を軽減します。
また、持ち上げずに除圧をする事で介護者の腰痛を予防します。
ベットから起きて頂く時は、電動ベッドで上体をゆっくりと起こす事で利用者様、介護者と共に
身体への負担軽減に繋がります。
ベットから車椅子へ移って頂く時には、介助バーとスライディングボードを使用する事で
介助者の身体の負担の軽減と利用者様の自立支援に繋がります。
適切な介助方法や福祉用具を活用する事で、ご利用者様、介護者と共に負担が少ない
ノーリフティングケアが実践できます。