当施設のリハビリはお一人お一人の目的とペースに合わせて行っています。

焦らずぼちぼち出来ている事を出来るだけ続けられるように、おトイレの立ち座りやお洋服の着替えなど、ご自分で頑張れる事は頑張りたいを応援しています。

また、離れて暮らしているお孫さんへ就職祝いのお手紙を書く為に、手指のトレーニングを行うご入居者様もいらっしゃいます

決して、無理をせずにマイペースで、毎日の生活の中での動作がこれからも続けられるような応援が出来たらいいなと思っています。

 

また、当施設では提携する歯科クリニックの歯科衛生士さんの指導のもと、入居者様の口腔ケアに取り組んでいます。

新型コロナウィルス感染症の影響で、職員の外部研修が思う様に受けられない中、今年度からはオンラインによる口腔ケア研修に取組はじめました。

 

今回のオンライン研修では、高齢者に多い誤嚥性肺炎予防のための口腔ケアについて、たくさんある方法の中から、食事を摂って頂くときに気を付けるべき点である、水分や塩分摂取の観点から見た誤嚥性肺炎との関連性や、口腔内の保湿の重要性や体内水分量の観察によって、誤嚥性肺炎を未然に防ぐ事が出来るという内容の講義を受けました。

 

研修は3密にならないよう受講人数も抑えた少数での実施になりました。

講義を受けた感想は非常に勉強になった。これからのケアに活かして行きますとコメントしていました。

この度の講義を受けた職員が、根拠に基づいたケアの実践ができる人材に成長してほしいと願っています。